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イマドキの着物

イマドキの着物の画像

近年、日本における伝統文化、中でも着物や浴衣といった呉服が見直されつつあります。

特に、アンティーク着物と呼ばれる昭和初期以前に流行していた呉服や、リサイクル着物と呼ばれる中期以降の呉服がファッションに敏感な若い女性の注目を集めており、1990年代後半からそういった呉服を扱うお店も増えているようです。

アンティーク着物とは、西洋の花や色使いが積極的に取り入れられ、着物と帯の斬新な組み合わせにも特徴がある「大正ロマン」、おびただしい柄や色使いに特徴がある「昭和モダン」、そして幾何学模様や原色のコントラストに特徴がある「アール・デコ」の時代に作られた着物のことを言います。

これらの時代に作られた着物は現代の私達から見ても実に華やかで可愛らしいもので、俗に言う古臭さは全く感じられません。

着物に限らず、洋服や家具、インテリア、絵画、工芸品、建築物等々、現代のアーティスト達に多大な影響を及ぼしているものばかりです。

私達の日常生活の中にも、知らず知らずのうちに取り入れられているものもきっとあることでしょう。

ところで、今の女性達に好まれているのは、従来の着付けとは全く違った新しい着物のスタイルです。

着物の着付けをちゃんと学んで守ってきた方々からしてみれば驚かれてしまうかもしれませんが、若者には若者の文化があると捉え、温かく見守っていくことにしませんか?そのためにも、イマドキの着物スタイルとはどのようなものなのか、ある程度知っておく必要があるでしょう。

イマドキの着物スタイルでは、着物を洋服と同じように扱っている傾向があります。

洋服地で仕立てられた着物はもちろん、着物に洋服を重ね着したり、下駄や草履ではなくブーツを合わせたりと、固定観念に一切囚われない自由な発想で着物を楽しんでいるのが特徴です。

また、レース素材で出来た半衿や帯揚げ、ガラスビーズの帯締め、色柄物の足袋など、小物にも特徴があります。

カラーリングした明るい色の髪や、パーマヘア、ネイルアートを施した爪、つけまつ毛など、イマドキの若者ファッションと積極的にコーディネートしていくのも今流の着物スタイルです。



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