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呉服とは?

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「呉服」と言うとあまり馴染みがないかもしれませんが、実は日本に古くから伝わる日本特有の服、つまり「和服」と同じ意味の言葉です。中国三国時代(西暦180~280年)に「呉」の国から今の和服の原型となる織物や縫製の仕方が伝わって来たことからこう呼ばれるようになったと言われています。

ただし、元々日本において「呉服」は絹で出来た衣服を意味する言葉であり、綿で出来た衣服は「太物」と呼ばれ、それぞれ別のお店で扱われるのが通例でした。今のように、絹で出来た衣服も綿で出来た衣服も同じように呉服屋で販売されるようになるのは、もっと先の話になります。

ところで、現在の日本において日本特有の衣服は「着物」「和服」などと呼ばれることが多くなってきており「呉服」という言葉の使用頻度は減りつつあります。

しかし、不思議と和服を置いているお店に関してだけは「呉服屋」という呼び名が一般化していて「和服店」などという呼ばれ方がされていないのはなぜなのでしょうか?理由としては「呉服」という言葉はかなり古くからあったのに対し「和服」という言葉は西洋から伝わった洋服の対義語として明治時代に用いられるようになった歴史の浅い言葉であることに由来しています。

つまり、和服という言葉が生まれるよりはるか昔に呉服屋は既に存在していたというわけです。ちなみに「着物」という言葉については、ただ単に「着る物」を表す言葉であり、本来は呉服であろうと洋服であろうと関係なく用いられる言葉でした。

16世紀に日本人が使っていた「着物」という言葉が、ヨーロッパにおいて「日本特有の服」という意味で用いられるようになり、それがやがて日本にも広まって現在に至っています。

なお、今の時代において西洋にとっての「着物」は日本特有の衣服でのみに止まらずアジア圏の各地に見られる前合わせ式の衣服の総称として使われることもあります。ですから、和服を売っているお店は、今も昔も「呉服屋」という呼び名以外にあり得ないということになるのです。



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