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呉服着用時の立ち居振る舞い

呉服着用時の立ち居振る舞いの画像

呉服の着付けを完璧に行なって、髪形も決まり、さぁお出かけ……。

でも、ちょっと待ってください。

和服を着ただけで皆さん浮かれてしまいがちなのですが、最後に気をつけたいのが「立ち居振る舞い」です。

和服を着ると、気持ちが引き締まりますよね。

女性はより女性らしいおしとやかな気持ちに、男性はより男性らしい猛々しい気持ちになることでしょう。

せっかくですから、立ち居振る舞いにも気を配って、より魅力的に和服を着こなそうではありませんか。

まず、呉服を身に着けたら、しっかりと背筋を伸ばして立ちましょう。

実際に鏡の前で立って、横から見た姿をチェックしてみてください。

自分では背筋を伸ばして立っているつもりでも、実はただお腹を突き出しているだけだったり、背が後ろに反り返っていたりすることがよくあるものです。

「頭の上に本が載っている」というイメージで立ってみると、うまく行きますよ。

後頭部から踵を壁や柱に沿わせて立ってみるのも「まっすぐ立つ」という感覚を知るためには役立ちます。

それから、歩き方についてですが、女性の場合には普段と同じように歩いているとすぐに着崩れが起きてしまいます。

着物が着崩れるほど大股を開いて歩いている姿は傍から見ても見苦しいものですので、小股で歩くようにしましょう。

やや内股気味に歩くのも、女性らしく見せるポイントです。

女性の場合には、他にも「ちょっとした仕草」に気を配る必要があります。

例えば、何か近くにある物を手で取る時には、物があるのとは反対側の手を伸ばすようにします。

右にある物は左手で、左にある物は右手で取るようにすると、脇が閉じてお上品に見えます。

反対側の手は、物を取る手の袂(袖)に沿えるようにしましょう。

手に取った物を相手に渡す場合も、ただ片手で「ハイ!」と渡すのではなく、もう片方の手を添えて渡します。

ただし、こういった立ち居振る舞いは、和服を着た時だけ実行しようと思っているとなかなか上手く行かないものです。

普段から、癖を付けておくと良いでしょう。

洋服姿でもちゃんとした立ち居振る舞いが出来る人は、老若男女問わず好感が持たれますよ。



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